Shibuya.pm京都サテライトとYokohama.pmと楽天テクノロジーカンファレンスに行ってきた

普段ずっと家にいる引きこもりには、体力的にハードな週でした。

26日 京都出張
27日 出張2日目 → Shibuya.pm #10 京都サテライト
28日 京都発 → Yokohama.pm #3
29日 楽天テクノロジーカンファレンス

まとめて書こうかと思ったけど、長くなるのでやっぱり分割。

Shibuya.pm #10 京都サテライト

出超日程を調整する間も無く100人集まってしまうという、あり得ない状況だったけど、はてながサテライト会場になるという素敵な計らいによってそちらに参加。

はてなオフィスは広くて綺麗でした。バロンチェアがいっぱい並んでた。個人的にはそんなに好きな椅子じゃなかったけど、長時間座りっぱなしになる仕事だから、こういうところにお金をかけてるのはいいね。窓際席が一段高いスペースになってて、一番居心地よさそうだった。

よくある向かい合わせの島になったデスク配置とか嫌いなんですよね。作業してる時にモニタ越しに人が動くのが見えると落ち着かない。外の景色を見ながら仕事ができる窓際席重要。今はモニタ越しどころか、誰もいない自宅で仕事してるから全く問題ないわけですが。

はてなさんからは会場提供に止まらず、お茶とお菓子が振る舞われました。感謝。


当日のプログラムは以下。

牧さんJPAトークが20分な以外は全て5分or10分のセッションと、実質的にLT大集合といった様相。

第一部、第二部はここ最近のPerl情勢から特にLightWeightな方面のまとめ的なセッション。

軽量フレームワークに関しては、Perlへのとっかかりを作るという意味では面白いし、物としては興味深い。けど実際に使うかと言うと「そこはPHPでいいんじゃないか」という気も…してました。

ただ、PHPも近年は大規模開発を指向しているので、こういう小物・作り捨て用の環境はあまり整っていない感がありますね。

Symfonyはこうした用途はそもそも想定外だろうからいいとしても、作り捨てるにはCakeでもちょっと大きい。ちょっとしたフォームを作る、なんて時には全てのコードに目を通して全体を簡単に把握できるレベルが理想的。とは言え、中途半端な小規模向けフレームワークが喜ばれるかと言えば、今度は「それならCakeでいいじゃん」になりそう。

じゃあ素のPHPで作るかと言うと、昨今のPHPは何でもかんでもフレームワークに載せる傾向が強いので、フレームワーク無しで作ろうとすると結構面倒。このへんはちょっと個人的にも何かしたいなと思ってはいるんだけど。

あとは、PHPで書いたスクリプトが5年後にそのまま運用できるかという不安もある。

そのへんを考えるとPerl軽量フレームワークが入り込む余地もあるのかなぁという気がしてきてます。一般の企業で使われるかどうかは政治的な判断も見据えると難しい部分も多いし、大部分のサラリーマンプログラマはプログラムを書くのが決して好きではないので、その層が一度(一応)覚えたPHPから移行するかは怪しいけど。まぁ、今のところそういう層を取り込むための取り組みという感じはあまりないから、別にそれはいいのかな。

ちょうどいい仕事が転がってるので、少なくとも個人的には使ってみようかと。この間はCGI.pmとTTでフォーム作ったし、それの置き換えとしてはよさそう。こういう時にはやっぱりCPANで各パーツが構成できるのが嬉しい。フルスタックだと、新しいフレームワークを触るのに覚えることが多くて、そのフレームワークを離れる時に捨てる物も大きいのがキツい。


Lightな部分だけじゃなく、remedieで神髄的な部分を見せてくれたのは素晴らしい構成。これを生で(中継だけど)観られたことが今回の一番大きな収穫かも。


終わった後は懇親会があるに違いないと思ってたら、特に何もなくてちょっと寂しかった。個人レベルで飲みに行った人とかはいたのかも知れないけど、正直よく分からん間に終わってたという感じ。大阪のサテライト会場も中継が終わった後は、特にこれといった会話もなく解散したっぽい。

予定されてなくてもイベント後は当然のように半オフィシャル的な懇親会が開かれる、首都圏のコミュニティイベントの恐ろしさの片鱗を改めて味わったぜ…

とは言っても、そもそもこのサテライト会場が開設されたこと自体が言ってみれば奇跡のようなこと。それも直前になって決まったことだから尚のこと素晴らしい。画質も円質も十分で、本当に新しい時代が来たんだなーと感慨に耽りながら中継を観ておりました。

はてブリニューアルという多忙な時期に会場提供してくださったはてなの皆さん、とりわけ幹事として動いてくださったid:antipopさん、改めてありがとうございました。