CSSとSmartyな関係
世界の「最先端」事例に学ぶCSSプロフェッショナル・スタイル (Web Designing Books)
- 作者: 大藤幹
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2005/12
- メディア: 単行本
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例えば、段組を作るのに position:absolute の段を作り、それを position:relative で囲むというパターンが紹介されています。position:relative を使ったレイアウトは、WinIE6でスクロールが異常に重くなることがあります。「google:position:relative IE スクロール 重い」でぐぐるといろいろ出てきます。この現象、PCの環境によって出る場合と出ない場合があるらしく、マシンスペックの高低とも関係ないようです。検証の仕方も分からないし、手の打ちようがなかったので封印していたのですが、この本ではバリバリ使ってます。これが広まって各所で不具合が出たのでしょうか? もし、日本語が原因だとしたら打つ手無しですね。使えれば便利な指定ではあるのですが、やはり使用はためらわれます。
body直下のdivに対するクラス・ID指定で段組のレイアウトを「主副」「副主」といった切り替えを行う、というのはかなり使えそうです。Smartyと連携させて、
{assign var="LAYOUT" value="col-ms"} {include file="_header.tpl"}
のように変数を渡してヘッダのテンプレートを読み込む、というのをやってみました。実際には、_header.tpl内で
<div class="container"{if $LAYOUT} id="{$LAYOUT}"{/if}>
と書いて、後はCSSでレイアウトしているだけの簡単なものですが、わりと便利そうです。もう少しいろいろ叩けば、いいネタになるかな。