Ubuntuインストールメモ(1) デスクトップ環境編

DynabookにインストールしたUbuntuのドライバを整理してたら、必要な物まで消してしまったらしい。いろいろ試行錯誤しながら不要な物を入れたり消したりしてたのもあるので、ノウハウの整理も兼ねて再インストールしてみることにしました。また次に入れる機会もあるだろうということで、諸々メモがてらまとめていきます。
一通りまとめてから出そうかとも思ったけど、わりと分量的にもかさみそうだし、途中で忘れそうになるので随時アップの方向で。

■デスクトップ、ウィンドウマネージャ類

ノートのディスプレイは1280*800、外付けで1280*1024なんだけど、インストール直後は1024*768以上に設定できない模様。ドライバが入っていないようなので、

sudo apt-get install xserver-xorg-video-intel

してXを再起動すると自動でSXGAになってくれたのでよし。

ついでに、デスクトップ周りを片付ける。

sudo apt-get install xubuntu-desktop

として、xfceを入れる。どうせberyl使うからgnomeでも問題ような気もする、というかgnomeの経験もほとんどないから触っておいてもいい気もするけど、せっかくだから少しは慣れてきた感のあるxfceで。
X再起動して、起動時にxfceのセッションを選択。ついでにデフォルトセッションをxfceにしておく。

sudo apt-get install beryl beryl-manager beryl-plugins emerald

でberylとemeraldも入れてしまう。メニューの「設定」「自動開始アプリケーション」に「/usr/bin/beryl-manager」を追加。

テーマはLinux desktop imitating OSX | Lauri TaimilaからMac風のemerald用テーマが拾えるので、それを持ってくる。「System themes」の項の一番最後のリンクからダウンロードして、そのままemeraldにimportすればOK。他にもいろいろMac風にするTipsが乗ってるけど、ひとまず置いておく。

あとは、berylのデフォルト設定だとエフェクトがくどいので、適当に設定して好みの具合にしてやれば、とりあえずの設定としては完了。

■キーボード周り

Ctrlキーが[a]の隣に無いと生きていけない旧人類なので、そのあたりをつぶす。まず、~/.Xmodmapをこんな感じで書く。

keycode 49 = Escape
keycode 131 = Escape
keycode 211 = underscore
remove Lock = Caps_Lock
remove Control = Control_L
keysym Control_L = Caps_Lock
keysym Caps_Lock = Control_L
add Lock = Caps_Lock
add Control = Control_L

設定内容は

  • 半角全角キーと無変換をESCに
  • アンダースコアをShift無しで入力できるように
  • 左CtrlとCapsの両方を左Ctrlに

といったところ。半角全角キーとかそもそも使わんし、TABの上はノート本体も外付けキーボードもESCにしたいので、問答無用で。無変換もESCにして、vimでスペースの左を押したらコマンドモードに入れるように。アンダースコアはShift押しでいいんだけど、後述のかな入力対策のために。
そして、自動開始アプリケーションに「/usr/bin/xmodmap /home/ryo/.Xmodmap」を登録。

続いてIMEであるAnthyの設定変更。起動キーをHenkanだけにして、入力モードを「かな入力」に。
キー配置のカスタマイズで「\」を「ー」に設定。この設定をしないと「ー」を入力するのにShiftを押す必要があるので非常に具合が悪い。この時、アンダースコアをShift不要にしておかないと「ろ」を入力するのにShiftが必要になってしまう。この両方の設定をしておくと、「ー」も「ろ」も普通に打てばいいので便利。というかこうなっていないとどうにもならないっす。

あとはターミナルも少しいじる。初期状態だと、Alt+[f]とかするとメニューが開いてがっかりするので、環境設定の「ショートカット」で「メニューへのアクセスキーを全て無効にする」をチェック。他の設定はまだちょっとよく分かってないけど、とりあえず「$termの設定」はxtermにしてみた。

というところで、ひとまずアップ。