「Mitaka.rb第三回&三鷹プログラマーズカフェ合同懇親会」に行って来たと今頃になって書く

7月23日のことだから、もう一週間以上も前の話なんだけど。

ほぼ毎週行ってる三鷹プログラマーズカフェでLTして来ました。

昔作ってみたはいいけど、うっかりソース消してバックアップも無かったのの焼き直しです。これ以来、仕事で書いたコードもリポジトリに突っ込むようになりました。

まだ日本語の扱いが適当だったり(utf-8しか考慮してない)、ドキュメントが揃ってないから、そのへん整えないとね。

yaccで書かれたパーサのサンプルって、電卓以上の物がほとんど見付からなくて困ってたんだけど、yaccにこだわらなければ色々なパーサがあることに気付いたので、そのへんをもう少し読んでみよう。


20時からは、会場をリトル・スター・レストランに移して、Mitaka.rbと合同の懇親会。主催の榊さんイチオシのお店ということで、おいしい食事とお酒に囲まれた素敵な時間でした。こういうパーティー料理って、結構濃い味付けになることが多いと思うんだけど、ショウガを効かせた炊き込みご飯とか出てきてたいへんおいしゅうございました。あと焼酎がうますぎた。

会場は当然Ruby色がメイン。Rubyは全く分からないけど、PGcafeでRubyの話を聞く機会もあったりで、最近ちょっとずつイメージが出来てきた。Rubyユーザーはとにかく最新版を追いかけて走ってるイメージがあったけど、どうやら間違ってないらしい。あと、Webアプリの開発はほぼ間違いなくRailsらしい。Sinatraとかも出て来つつあるけど、基本はRailsの最新版を追いかけることっぽい。iVocaは自作フレームワークらしいけど、そういうのはレアケースみたい。


飲み食いしながらLTもある会で、いろんな発表があったけど、特に印象深いのはursmさんのHamlとSassのお話。

Sassについては「SassでCSSの弱点を克服しよう − @IT」を読んだ程度しか知らなかったけど、Hamlと合わせて思想的な話から聞けたのでどういうプロジェクトなのか、すっきり頭に入ってきた。

SassはCSSの色を指定するのに「color = red - #666」みたいな表記が出来て(この場合だとredから#666を引く)、会場から「キモイ」という声が上がってたけど、僕はこの表記には感銘を受けた。この発想はなかった。プレゼンの雰囲気だと、単なる16進の演算じゃなくてRGBに分解して計算してくれるように見受けられたので、これはかなり使えると思う。

Mixinで属性をまとめて、例えばclearfixなんかを1コマンドで実現するってのは皆考えることだけど、そこに引数を与えて関数として使えるというのは新鮮。発想としては自然なんだけど、それが実際に動いてると説得力が違う。作る手間を考えて敬遠しがちだけど、やっぱりあると便利だなーと思った。

Hamlについては「聞いたことがある」程度だったので、具体的な内容はほぼ初見。これはすごい。確かにアプリケーションのテンプレートをHTMLで素直に書くのは無駄が多いよね。今まで深く考えてなかったので反省しきりです。

LT聞いて、改めてHTMLとかCSSの生成を自動化するってのは面白いトピックだと思い直しました。実際、HTMLにしろCSSにしろ手で書くには無駄が多すぎるから、もっと色んなソリューションがあっていいはず。まずは自分のブツをとにかく公開するところからだなー