デザインケータイって?

INFOBARを使って2年、バッテリーは一日持たないし、カメラは30万画素だし、そろそろ買い換えてもいいかなぁ…と思い、neonを探してみました。
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INFOBARと同じく、深澤直人氏がデザインされています。デザインの思想や姿勢といった面で最も尊敬するデザイナーの作品、ということで若干ひいき目もありながらではありますが、形に惚れました。
自分が好きなデザインのキーワードは「シンプル」「垂直」なので、この形はちょうどハマるんですね。開いた時のシルエットは、モニタ部分が後ろに回り込む形になって、あまり好きではないけど。

で、あれこれと探し回ってみたところ、京都の市街地ではどこもかしこも完売。「デザインケータイだから、あまり多くは作ってないし再販もかからない」みたいなことを言われてしまいました。
どこかのインタビューで「スタンダードを目指す」という発言があったように思いますが、スタンダードを目指す機種が限定生産ってのはどうなのかねぇ…
最終的に、完全に惚れ込んでいたわけでもなかったので、INFOBARの電池交換でひとまず落ち着くことになりました。デザイン的にはINFOBARの方が好きだし。

auが最初に「デザインケータイ」というコンセプトを打ち出したのは非常にエポックメイキングな出来事だったと思います。が、最近はDoCoMoにお株を奪われつつある感が強いです。
「廉価版FOMA」として登場した700系は、当初「900系の型落ちでいいじゃん」で済んでしまう機種でした。そこにデザイン重視という活路を見出し、有名デザイナーとコラボレーションすることで多大な広告効果を上げていると思われます。また、auが「デザインケータイ」をある意味「変わり種」と位置付けているのに対し、DoCoMoはメインストリームに持ってきている。販売戦略としてどちらが優れているかは分かりませんが、「いいものを皆に」という活動を実施できているのは間違いなくDoCoMoの方です。

neonが買えた買えなかったの話ではなく、純粋にDoCoMoの今のやり方はスマートでいいなぁと思います。
今、特にいいなぁと思うのはこの2機種。

N702iD by 佐藤可士和
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