UbuntuとXubuntu

Ubuntuの情報を漁っていると「Xubuntu」とか「Kubuntu」とか出てきて、「Ubuntuもいろんなバリエーションがあるんだな。でもインストールし直すのダルいから今はいいや」と思ってました。が、別のOSとしてインストールするのではなく、Ubuntu上のパッケージとして提供されているということで、早速チャレンジ。Webooさんが社内の勉強会で使っていた(はず)のXubuntuを入れてみます。

sudo apt-get install xubuntu-desktop

するだけでOK。別のOSではなく、Ubuntuの別シェルって感じでしょうか。ちなみに、Xubuntuは正式(?)には「Xfce 4 Desktop Environment」と言うようです。

Xubuntuは軽量なのがウリみたいな情報が多く見られるのですが、そのあたりは実感できませんでした。そもそもメモリ1.5GB搭載のCoreDuoノートだと、標準のGNOMEでも全く重くないので体感のしようがないというのが実際のところかと。

で、このXfceではウィンドウを半透明にして気持ちよく操作ができます。半透明厨としては使わずにいられません。実際のところ、半透明のターミナルの下にブラウザを敷いて、それを見ながら作業するという使いかたはとても便利です。単に見た目がよくて喜んでるだけではないのですよ!

初期状態ではターミナルを半透明にするとデスクトップの背景が透けて見えるだけで、下のウィンドウを描画してくれません。メインメニューの「設定 > WMの調整 > コンポジット」にある「Enable Display Compositing」をチェックすると、ちゃんと下のウィンドウが透けて見えるようになります。これを有効にすると結構動作が重くなります。vimでスクロールさせたりすると、なかなか苦しそうです。もうちょっと軽くできないかな。WindowsVitriteを使った時は全然重くならなかったで、何とか頑張ってほしいところです。

Winampの代わりにはXMMS、CruftLaunchの代わりにはKatapultと、必要なソフトも結構揃っているようで期待できます(まだちゃんと使ってないけど)。今、仕事用のPCをMacbookにしようかと本格的に検討していすが、Ubuntuもかなり魅力的です。Fireworksが無かったり、Windowsとの共存がMacの方が進んでいたり、やっぱりMacは本体が綺麗でいいよなとか、そのあたりがUbuntuの不利ポイントかな。もう少し両方使って考えます。VISTAを触ってみてWindowsを離れることを決意できたので、後は前に進むだけです。VISTAのレポはまた改めて。