ウイルスバスター終了のお知らせ

2003年から使い続けていたウイルスバスターと、とうとうお別れすることが決定しました。9月末でライセンスが切れるんだけど、これの1年更新って4,725円もかかるんですよね。今までは3,150円だったのに、一気に1,500円以上も値上げですか先生。1.5倍とはトレンドマイクロ様も思い切った値上げをなさる。実はこれ、2007年に入ってすぐに値上げされたらしいです。

今までは1シリアルで1台だけだったのが、2007からは1シリアルで3台まで使えるようになったというのはなかなかいいと思う。というか、今まで1台しか使えなかったのか。2台ぐらいいけたような気がしてたけど、気のせいか… PCは複数台所有していますがWindowsが入ってるのは1台だけなので、台数が増えても嬉しくありません。
致命的なバグとか個人情報流出とか重大な過失をわりと立て続けにやらかしたり、2007が重くて使い物にならなかったにも関わらず今まで使ってきたのは、

  • ノートンよりシンプルで分かりやすかった(昔は)
  • ノートン入れた→トラブル発生が日常茶飯事(最近は知らん)
  • SPAMフィルタの認識具合が自分の好みに合う
  • 2007が重いのなら2006を使えばいいじゃない

ということもあったんですが、何と言っても「更新費用が安い」ということに集約されていたので、値上げされた今となっては使い続ける理由がありません。

っていうか、この更新価格ってダウンロード版を新規で買うのと同じ値段なんですよね。トレンドマイクロは既存顧客の囲い込みには興味を失ったということでしょうか? 今までは「一度切れたら高くなるから使い続けよう」だったけど、「新しく買っても値段同じだから他の使ってみよう」となる人もかなりいるんじゃないかな。特に2007が重すぎて実用にならないという盛大にやらかしてしまった(アップデートで改善したという話もあり)わけですし。値上げ自体は2007のリリースより前だったから、2007がこんなにダメな子になったのは想定外だったとは思いますが… でも、2007はインタフェースもがらっと変わって、分かりにくくなってたと思う。すぐに戻したからハッキリとは憶えてないけど。

ノートンはトラブルになった思い出しかないし、設定方法も分かりにくいので無し。以前2ユーザ版をアップグレードしたら1台で利用期間が更新されずに、電話入れたら「ウチ代理だからそんなこと言われても知りませんよ」とか相当失礼なこと言われながら散々たらい回しにされた挙げ句、○秒10円みたいな有料電話で日本語がネイティブじゃない人に「ブラジルのB」とか言いながら1時間もシリアルを電話でやりとりして、電話代でアップグレードの割引分以上にかかった上に時間も食われて酷い目にあったので使いません。

まずはAVGのフリー版を使って、様子を見てから購入するかな。SPAMフィルタは欲しいし。