「セキュリティ対策」って言葉はおかしいよね

※あと、どうでも良いのですが「セキュリティ対策」という言葉自体に違和感があります。セキュリティに対抗してそれを破るという話ではなく、セキュリティを高めるための話をしていますので……。まあ、意味はわかるので問題はありませんが、どちらかというと「セキュリティ施策」とか言った方が良いのかも。

昔いた会社で「セキュリティ対策」とか「SEO対策」とか「対策」じゃないよね? という主張をして、「何この人。皆そう言ってるんだからいいじゃん。なんでいちいちややこしいこと言うの? バカなの? 死ぬの?」的なリアクションに心が折れたのを思い出した。変だよね、絶対。違和感あるよね。

それから、違和感は覚えるものであって感じるものじゃないよね? 「違和感を感じる」ってアナウンサーですら使ってる場面に出くわすけど、超先生じゃないだから。

と普段は口に出さないけど、いろいろひっかかってるんです。「日本語の乱れ」とか声高に主張する気は毛頭無いけど、言葉に気を遣わないのは生きていく上で損だと思う。

# 以下、11/16追記
ちなみに、「ら」抜き言葉に関してはあまり悪い印象はなかったりする。仕事では使いませんが。
「見られる」を単体で見た場合、受け身・可能・尊敬の3つ意味が混在するが、「見れる」になると可能の意味に限定される。これはある意味では進化、とまでは行かずとも最適化と言えるのではないか。口語主体で進む言葉の変容と考えると、あまり否定的になりすぎるのも面白くない。
同じような主張をNHKの日本語番組でもやっていて、専門家でもそう考える人もいるんだなーと思った。