mint/あふ系2画面ファイラ「the Minnu's filer2」

5年ほど前に あふ + xyzzy 環境にしてからというもの、あまりの快適さに離れられなくなってしまい、Macにも行けない日々を過ごしてきました。何しろX68k時代の mint + μemacs から15年ほど同じような環境で過ごしてる訳で、今更どうにもなりません。ところが、そんな僕にも遂に転機が訪れるかも知れません。その鍵を握るのがこれ。

Linuxで動作する、Rubyインタプリタ搭載の1/2画面ファイラです(2分の1画面じゃなくて、1or2画面)。2004年に登場してから現在も開発が続いているどころか、週に何度もバージョンアップしているような状態です。何はともあれ、期待に胸奮わせながらインストールです。OSは Fedora6。

まず、そもそもRubyを入れてなかったので、そこから。yumで以下のパッケージをインストール。

そして、configure。

./configure --with-ruby-header-path=/usr/lib/ruby/1.8/i386-linux/ --with-ruby-lib-path=/usr/lib/ --with-ruby-lib-name=ruby

したら、「ncursesが無い」と言って怒られた。ncurses自体は入っていたので、ncurses-develをyumでインストール。ここまでで、configure, make, make install が通る。

次に最低限の環境設定。~/.bashrcにこんな感じで環境変数を設定。

# mfiler
export EDITOR='vim'
export PAGER='less'
export SHELL='bash'

これで起動してみる。最初は1画面しか開いてないけど、TABを押したら2画面になってうひょー。

何故かエディタが起動できません。どうやらmfiler2はscreenを起動していると、エディタ等を新しいスクリーンで起動してくれるらしく、screen起動前に環境変数を適用してやる必要があるらしいです。ということで、一旦screenを抜けて source .bashrc して再起動したらうひょー。

まだテキストの色分けができてなかったりするけど、これは革命的。どこまで使えるかは未知数ですが、今までよりもずっとLinux環境が快適になる予感!

サクーシャの人のはてダ も発見。

自宅のCentOS4.4でも挑戦。ncurses-develはデフォルトで入っていて、ruby.hのパスが/usr/lib/ruby/1.8/i386-linux-gnu/になってる。で、何故かmakeが通らない。時間がないのでひとまずここまで。

# 2007/06/11追記。その後、作者さんに対応して頂いて、CentOS4.4でも動くようになりました。やたー