2進数を中学で習った時代があったらしい

この話を会社の同僚にしてみたところ、ちっとも同意してもらえなかった。それどころか中学校では集合論も2進数も習ってないと言われた。ネットで調べてみたら、中学1年の1学期に集合論や2進数を教えるのは、昭和46年から54年までの9年間だけだったことがわかった。

9年間だけとは言え、中学の数学で2進法を教えた時代があったというのは驚き。僕は昭和53年生まれなんで、その頃には教えてたわけですね。

今の時代、コンピュータを扱うのに2進数を理解できる必要が必ずしもあるとは思わないけど、全く知らないのはかなりのハンデになると思う。プログラマはもちろん、デザイナーでもカラーコードを理解するには2進・16進が分からないと満足な仕事はできないんじゃないだろうか。

集合とかいつ習ったか覚えてないけど、概念が重要な物はできるだけ早い時期に教えるのは大切だと思う。自分は数学とは仲良くなれなかったので難しいことはよく分からんけど、論理思考力を養成するには頭の柔らかい子供の内に概念をつかんでもらうのは効果的だろう。

それを考えると、義務教育のカリキュラムに2進数や集合論を組み込むというのは確かにいいかも知れない。そもそもそんな発想自体なかったわ。